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屋上緑化・壁面緑化

屋上緑化(おくじょうりょくか)とは、建築物の断熱性や景観の向上などを目的として、屋根や屋上に植物を植え緑化することです。 最近では、手軽さや軽量なことで薄層屋上緑化(セダム・芝・花)が増えてきています。また両方をあわせた複合緑化というものも採用されています。

同様に、建物の外壁を緑化することを壁面緑化(へきめんりょくか)といいます。 ツタなどのツル性植物をつかった緑化ですが、最近では、ボックス型が主流となっています。

環境問題への対応を迫られる現代において案出された手法と見られがちだが、屋上庭園や草に覆われた土屋根、ツタの絡まる壁をもつ建築物は各国で古くから存在する。日本でも古来、夏にはヒョウタンやヘチマの緑陰で家屋に涼を呼ぶ習慣があり、また極寒の国では屋根に生やした草が断熱材となり寒さを防いだ。

屋上緑化

屋上緑化とは

屋上緑化(おくじょうりょくか)とは、建築物の断熱性や景観の向上などを目的として、屋根や屋上に植物を植え緑化することです。 最近では、手軽さや軽量なことで薄層屋上緑化(セダム・芝・花)が増えてきています。また両方をあわせた複合緑化というものも採用されています。

屋上緑化の特徴
断熱効果

屋根の緑化による断熱にプラスして、水の気化熱が建物を冷やすため、夏の温度を下げ、冬の温度を維持する効果があります。屋上緑化の緑と土壌層には、目をみはる断熱効果があります。

省エネ効果

屋上緑化をすると、その断熱効果により、約30坪マンションで夏場のクーラー代が約6万円節約できる。冬の寒さも遮断するので夏冬あわせて約10万円も冷暖房費が浮く。オフィスビルでも屋上緑化で2~3割の冷暖房費が節約できる。東京23区ビル群の陸屋根の半分を屋上緑化しただけで、約100億円の冷暖房費の節約に。これに壁面緑化すると、さらに120億円も節約可能。屋根と壁面の建築“ダブル緑化”で盛夏でも約5度、室温を下げることができる。これは100万キロワット級の原発25基に相当する省エネ効果である。原発が巨大地震で爆発したら1000万人単位で死者が出る。また、原発建設に投じる膨大な予算と、屋上緑化などの費用を比較すれば、どっちが得かは子供でも分かる。

ビル延命効果

屋上緑化に対する最大の勘違いは「ビルや建物が傷む」というものだが、これは完全な誤解だ。逆にビルや建築寿命を伸ばす。まず“緑の保護層”として直接紫外線による屋上や壁面の劣化を防ぐ。さらに昼夜の温度差による熱膨張収縮による亀裂を防ぐ。その他、酸性雨の侵入を食い止め、鉄筋腐食などを防止。実際に築18年の屋上コンクリート面で、むきだし部分は蜘蛛の巣状に亀裂劣化していたのに対して、屋上緑化で覆われた面は、まったく施工時と同じ状態だったことが証明されている。専門家は「屋上緑化によってビル寿命は最低4倍伸びる」と断言している。

ヒート・アイランド緩和:4~6度もクールダウン

都市の面積の3割以上を「緑」で覆うと気温は約4度下がる。植物は、その蒸散熱(気化熱)で、太陽熱の3分の2も冷やすからだ。前述したようにサクラメント地域の緑化率を25%にすれば、なんと5.6度も下げる効果がある。

生態圏の復活:ビオトープによる癒し空間

屋上、壁面緑化によって、花は咲き乱れ、蝶や鳥などが舞い飛ぶ生態圏が都市に復活する。人間の生活環境における生き物のすみかである「ビオトープ」だ。大阪の都心ビルを屋上緑化したら19種類の鳥、16種類の蝶が飛来、棲息するようになったという報告もある。これらの癒し効果はいうまでもない。都市砂漠に自然の息吹がよみがえる。学校の屋上を緑化すれば「生態圏」の自然観察の場となる。病院や老人ホームの屋上緑化なら、リハビリの場として患者さんたちを癒す。オフィスビルの屋上緑化なら昼休みの休息のひとときも和むものとなるだろう。

壁面緑化

壁面緑化とは

ツタで覆われた甲子園球場の壁面をテレビでご覧になったことがあると思いますが、街の中でもツタで覆われた建物や校舎をよく見かけます。「壁面緑化」と聞いて最も多いイメージは、このツタによるものです。環境的側面からこのツタ類の植物に関心が高まっており、都心部におけるヒートアイランド現象から屋上・壁面の緑化が注目され、現在官民で様々な取り組みが進められています。

壁面緑化の特徴
断熱効果

壁面緑化による断熱にプラスして、水の気化熱が建物を冷やすため、夏の温度を下げ、冬の温度を維持する効果があります。屋上緑化の緑と土壌層には、目をみはる断熱効果があります。

省エネ効果

壁面は屋上ほど高温化することはありませんが、西日に直面した壁では夏場になると、40~50℃に達することもあります。こういった場合、緑化することにより建物内部への熱貫流を低減させることができます。、緑化面を通過して建物壁に達する日射量は5%以下にまで減少します。これにより表面温度を下がり、空気に直接伝道される熱量(顕熱量)を減らすことができるため、ヒートアイランドの抑制に効果があります。

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