スーパーマーケットでの高効率ショーケースの導入
スーパーマーケットにおけるショーケースの省エネについて
ショーケースの電力消費と管理について
スーパーマーケットにおいて省エネの取り組みはある程度は進んできたと言えますが、Co2削減目標から見ると、まだ目標達成には遠く、さらなる改善が期待されます。
店舗運営で電力を多く消費している主な箇所を分析しますと、空調、照明、冷凍冷蔵ショーケースです。
なかでも冷凍冷蔵ショーケースの割合が一番高く、かなりのエネルギーを消費しています。
ショーケースの省エネのポイントは商品の種類に合った温度管理をすることが重要です。
また、スタッフが冷却のしくみを理解して、エアカーテンの気流を遮ることのないように商品陳列を行うことです。
さらに、清掃やメンテナンスをすることにより冷却機能の低下を防ぎます。
定期的に実行することで電力の無駄を省けます。
高効率ショーケースの導入について
日々の管理を行ったうえで、さらに検討するとすれば、高効率機器の導入です。
近年、高効率のインバータコンプレッサが開発され、冷凍冷蔵の省エネ技術が大幅にアップしました。
業務用冷凍冷蔵庫と同様にショーケースにも高効率なものが販売されています。
日々のメンテナンスや地道なスタッフの教育と対照的に、高効率機器の導入は大きな投資が伴います。
最終的には経営者の意識や判断が導入を左右するのではないでしょうか。